
結婚を前提に同棲を始めた私達 今日は外デートをする日だ 天気も良くてラッキー!
周平は気乗りしない様だったけど外の清々しい空気はきっと気分も変えてくれる筈よ
残業続きで疲れたのね 今日は私が運転するわ 寝ちゃってもいいからね 任せてよ
バスケットには小さなサンドイッチとフルーツあと内緒だけどポケットウィスキーもね
暫くはスマホをいじっていた周平の手が止まったと思ったらホントに寝ちゃってたんだ
そりゃ寝てもいいといったのは私の方よ でも寝落ちするなんてこれまでは無かったわ
二人でいたら何時間でも話は尽きなかったのに 何かが少しづつ変わり始めているの?
私は今も周平との時間が大切なのは変わらない 空気と同じで無かったら死んじゃう
でも周平は違うのね 私は自分の惨めさを認めたくなくて気付かない振りをしてたんだ
周平不在で幸せの独り芝居はできない 車をユータウンさせてアパートに着いたけれど
彼が目覚める気配は無くて・・これからの暮らしについて話し合うべきなんだろうか
でも今は考えられないわ バスケットからポケットウィスキーを出して喉に流し込む
薄味の涙なんて比べ物にならない強烈さが快感だわ 後の事は明日考えるとしても
今はこれのお世話になろうか・・
