
日々を丁寧に生きていけたら それが一番でしょうね できそうでいて難しい事でもある
子供達も独立し 夫と二人だけの生活が始まった女性が 今の想いを話してくれた
よくここまで離婚しないで来たという感慨が先に来るかな それは夫も同じだと思うわ
違う人間と暮らすんだからゴタゴタするのは当たり前だけど 若い時は許せなかったしね
義両親に上から目線で意地悪されている私を 前面に立って庇ってくれる訳でも無いし
子供が生まれれば 我関せずの完全なワンオペで 時期がきたら別れると決めていた
両親といっても夫の親で私とは他人なんだから 偉そうにされる筋合いはない筈だもの
結婚の理不尽さには失望した 双方の両親も他界したから 今が別れるチャンスよね
だけどこれだけ長くなると もうどうでもいいような気がしてきたから不思議なんだ
今ここにあるお鍋と一緒かな 長い間使い込んでくたびれているけど捨てられないの
底なんかも少し歪んでいるし でもまだ使える これでどれだけの料理を作ってきたか
もう戦友みたいなもの その感覚と似ている 鍋の方がずっと私に貢献してくれたけどね
つかず離れずの別居婚 部屋が離れているので 生きているかの確認だけはしているの
お互いにね これだって愛と言えなくもないでしょ?