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深夜2時 女は眠るのを諦めてキッチンでコーヒーをセットする 外は小雨が降っていて肌寒い 

ゆっくりと煙草に火を点ける 独りでは広い家だ 夫は帰ってこない 女のアパートにいるのだろう

夫が何をしていようが構わない 愛の反対は無関心 そうだろうな ふと孤独の対語が気になったが

該当する言葉は無いらしい 孤独は肌に馴染んだいる感覚だ 孤独こそがお友達なのよ

誰も孤独から逃れることはできない 必要以上に恐れるのは徒労というもの そう悪いものでもない

女の我慢で成り立っている家庭はどこか歪だ 時が来れば崩壊する 私の息子二人はもう中年だ

責任は十分果たしてきたと思っている もう自分の事だけを考えていける 桎梏から解放されて

自由を楽しんでいる 充分ひとりで生きていけたのにと唇を噛むが なにまだ遅くはない

女はブランデー入りの香り高い珈琲を口に含んで微笑む 雨音も優しい 大丈夫よ・・・